bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

スキルの向上とは

今回は珍しく書くことあるよ

 

 この前人と柔道の話をしていて、その人はお父さんが有名な選手っだったらしく

高校で、もしかして君・・〇〇さんのお子さん?みたいにスカウトされて部活に入ったとか。でも全然本人は強くなれなかったと言っていた。

  その話の中で、本人から見たらおじいちゃんみたいな先生が基本を教えてくれて、その人は七段とか八段とか・・それより上かも、とにかく年数相当行かないともらえない段位だったんだそうで。 

打ち込みとか乱取り(スパーリングみたいもの)とか、知らない間に自然と技をかけられてる感覚だったと。

 そういうのは〝崩し〟が巧いと言って、例えば小内刈りで相手の重心を後ろに下げさせて背負い投げなど、バランスを不安定にすると綺麗に技がかかる。

 

ただ、相手も段々ディフェンスが巧くなるからこういう風に理屈通りはなかなか難しい。なので熟練者はこういう動作を圧縮したような動きをする。→ フェイント技もなしで、手首の返し方とか、相手の力の入り方の見立てで技をかけたりなど(書いていて合気道に近いなと思ったり)。

 

フィジカルのピークは早い。色んなスポーツや人によってそれは違えど、25歳でくる人もいれば30とか35とかでくる人もいる。

対してスキルは大怪我をしたとかそういった事情がない限り、年齢がいっても多分相当上の水準があると思う。

 

スキルは上のような技術的な積み重ねの面と、戦術戦略など知識面も含まれると思う。

以上を踏まえて・・。

 

音楽・楽器のスキルは年齢問わず相当いける。僕は子供の頃、今のレベルでさえ弾けるようになると思ってなかった。ある時期から練習の仕方が的を射てきた。

どのくらいの時間でどのくらい巧くなるか(成長曲線のようなもの)もぼんやりと抽象的にわかるようになってきた。才能ある人はこれを10代とかで把握するんだろう。

 

理論の枠組みも知らないに越したことはない。実践から得られるものと、座学で抽象思考や記憶として得られるものは質が違うがどこかで合致する

 

この話を書いていて真っ先に思い起こしたのはこの本だった・・。