bosats 音 note

ギターにハマって困って学んで

【ピアソラ】Tango Etude no,3 を演奏しました

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えーと、これでピアノ千本ノック 5本目かな・・・。

これ1000本やったら寿命が尽きますね、100本にしよかな・・^^;

 

有吉さんという激うまクラリネッティストを迎えてますので、そちらにご注目あれ。

 

アストル・ピアソラは、アルゼンチン出身の作曲家、バンドネオン奏者。

詳しくはwikiで!

アストル・ピアソラ - Wikipedia

 

 

新鮮な組み合わせ

 

この曲は無伴奏のソロ曲として大変な人気曲。

 

検索してみたら、音源・CD出るわ出るわ! フルート・ギター・ヴァイオリン・サックス・クラリネット・・・把握できない! これだけあると、参考に聴く時にどれを聴いたらいいんだかという感じですね。

 

 

曲を弾いていて、ジャズの Ⅱ Ⅴ (トゥーファイブ)の進行が自然に入っていて驚きました。

中間部など特に顕著に出てきます。この進行、クラシックでもよく出てくるのですが。コードのが重ね方が4和音以上を多用しているので、ジャズ的に聴こえました。

 

でもトータルでは構成面や、旋律でクラシカルに聴こえますね。でリズムはタンゴと。途中バロック的なフレーズが出てきたりと、お国柄とジャズ・クラシックを行ったり来たりするような新鮮な組み合わせ。

 

ピアノのコードはメインテーマの部分では、もうガンガン狭い音程で〝ぶつけて〟きます。メシアンとかに近いくらい。

 

短2度(もっともぶつかる、〝不協な〟音程)もよく出てきて、タンゴの激情を表すのにうまく使っている。

 

 

ピアソラはプレイヤーの面も強い

 

すごい作曲家です。初めて聴いたのは高校の頃。よくわからず1000円くらいの安い輸入盤を買って聴いたら、とてもよかった。

ライブ盤で、変則編成アンサンブル・・というよりバンドのようだった。打楽器もベースもいないのに、ものすごくグルーヴィでした。

 

この前少し触れたデオダードのような職人的な面も持ちながら。アレンジャーではなく作曲家で、積極的に前に出るプレイヤーでした。

 

南米はなんで職人的天才をたくさん輩出するのか・・。

 

書くこと・作曲することに専念するのではなく、この人は演奏して、人と触れ合ってこその音楽家だったのじゃないかと想像します。

 

 

今回の演奏

 

今回、客観的に聴いてみて。

有吉さんのクラリネットは、音色の振り幅がすごく広いです。

シンセサイザーのフィルターみたいなもので、その開閉で、音をこもらせたりギラッとさせたりするわけです。

 

どこで、コントロールしてるんだろう・・身体と呼吸はもちろんのこと、リードの調整から何から引っくるめての音色表現だと思うんですが。

 

 

速い・激しい・テンポもガラリと変わるで、これ疲れるんですよ。

ピアノは、激しく刻んで、休符+フェルマータで相手の入りを待って・・・からの・・激しく刻んでというような。。😇

 

音源一切聞かずに譜読みしました。何か参考にすると、それに引っ張られるか、気弱になりそうで。

 

低音を左手でしっかり出すのも、久しぶりで。ベースがいる場所で弾いてたことが多かったので、すると低音任せて、強調しないくせがつきますね。

 

でもデュオの場合、ベースの役割もしなきゃならない!

 

元々フレーズより拍に引っ張られてしまうので、こういう刻む曲は合ってますね。

 

 

 

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