引き続き・・
クロード・ドビュッシー 『前奏曲集1』Ⅻ ミンストレル
装飾音が多くて拍が取りにくい!
構成的にはすっきりしているんですが。途中途中にちょい捻りが入るので
その辺が弾きづらいですね。
・和音平行移動(例のヤツ)
もキーを半音変えながら二度出てきます。
この曲に限らず。平行移動もそうだし、変なオンコードの連結とか。YMOを思い出すんですよね・・。
中学生で、ちゃんと理論を知らない頃でもテクノポリスを鍵盤で弾いてみて Gm7 G7 が繰り返して Dm7 D7 が繰り返すイントロとか不思議だったもんなぁ🤔
ドビュッシーは理屈じゃないよっていうのを率先して導入した人ですからね。
74小節目にガーンてG9の和音が入るんですが、これがやたらガーシュウィンぽく聞こえる。
(01:54〜)の3番目の和音。
これもまたラの音(9thの音)は、昔の和声教本だと低音で使うなって教えられるんですけど
これは思いっきり低音で使ってるんでそのせいかな?
強烈な響きなので、多分似たボイシングがガーシュウィンで出てくるのを聴いてるんでしょうね。
ラグタイムやブルースが盛り上がってくる時代でもあります。