TR-808から
909 606 707 とそのバリエーションが元々作られて
それが音楽、特にダンスミュージックを変えてくんですけども
これらは、生のドラムと違う方向に向かったのが良くて成功したんだと思います。
前の記事とも通ずるけれど、互いに干渉し合わない乾いた音、抽象的な音を志向したから。
Logicだとサンプリングしたソフトウェア音源が最初からもう入っています。
が、最近ハードウェアのリズムマシンリバイバルですごいことになってますね。
僕も憧れはあったけどヴィンテージ品は高くて買えなかったんですよ。
その世代がやっぱモノで欲しいっていう需要があったんでしょうか?
909は音が派手過ぎなので、今は何となく使いづらい。あまりに使われ倒されてきた上、90年代にハウス・テクノよりの音という宿命を背負わされちゃった。
808は個人的にはテッパンで、ツヤ感がよく。よく使います。テクノでもヒップホップでも使われてたから汎用性が高い。地味だから他と馴染みやすのかなと。
606が意外と・・
808に対して、コストを抑えたためかガサっとしてチープだけどなんか魅力あります。
今手元にベリンガーの再現版 - RD-6があります。
リズムマシンが数ない時代はシンセサイザーで1音1音作ってスネアとかにしてたみたいで、その頃のような。
ベリンガー版だと、キックとかクリーントーンで鳴らすと〝トン〟とか〝プツッ〟くらいの出音だけど、それがドット絵の魅力みたいなものなのか・・。ちょっとファンキーにすら感じますね。
これは本家Rolandの再現・リニューアル版です。これはさすがに音いいですね。
ベリンガーのものは、他の機種もちょっと作りが粗いですが、UIなど使い勝手はこっちがいいかな。