灯 - Light in darkness -
これも、個人的にYMOでトップ10とか作ると必ず入る一曲なんですけど
とにかくベースが速弾きで難しいので、ずっと回避してた。
が、最近やっとついていけるようになったので、打ち込みやってみっか!というわけで。
耳コピは一度やってあって、大まかにコードとかは取ってあったんですけど✏️。
作者は幸宏&教授の名義になってます。
推測すると先に二人が、ある程度録音を進めてあったんじゃないかな?
アンビエントっぽい曲だけど、元はオケ的発想で🎻 ベースというより低音部は、Prophet-5 か、Odysseyかな? コントラバスのような音色が残ってますね。
中間部で2声のディヴィジになるので、これはOdyssey(モノシンセ)なら2回録音しなきゃならんね・・。
以前は、YMOの象徴だったシークエンスが戻ってきてますね。ポリリズムっぽく
聴いた感じだと、3小節で一周するから。プログレッシブロックみたいなんだけど、割り切れないから、頭がどこかわからなくなるような・・他のパートが入ることで効果を発揮するパターン。
ドラムも変な入り方するのが、ライブバージョンだと頭が分かりやすくアレンジしてあった気がします。ウィンターライブは真っ暗な中でやってるしね。
ここで、幸宏さんはパッドのようなものを叩いてます。トリガーになってサンプリングした音が出る仕掛けじゃなかったかな?松武さんかわからないけど、スタッフの人が作ったんでしょうね。
ドラムセットと曲によって使い分けてます🥁
それで、ベース後録りの根拠ですね。ある程度オケを作った後で、「細野さん、チャック・レイニーみたいなやつ弾いてよ!」って二人で言ったってどっかで読んだから。(ライナー・ノーツか『OMOYDE』かな)
それとベース・マガジンの別冊で、細野さん本人が「YMOの時だけはずっとスティングレイを弾いてたけど、Light in Darkness の録音だけはジャズベを弾いた気がする」って言っていること。
確かに、ミュージックマガジンかロキノンか、当時の雑誌にも録音風景でジャズベを持ってる写真がありますね。
そのベースがすごく印象に残るので。アンビエント風のままなら教授がオーケストラとかで後に編曲してやったっておかしくないんだけど(キャスタリアや・happy endのように)共作って権利の問題もあるのかな? やってないですもんね。
また、質感がエレクトリックベースならではのものだから・・。
ベース・マガジンの別冊
とはこれです↓