ドテラYMO -教授編-
はい、じゃあね。とりあえずこれを15回再生してもらって・・
ライブ演奏を、3人とも毎回アレンジの基礎は一緒でも、細部は変えてくる人たちなので。教授の自筆譜を見てみると、ほぼリードシートだもんねぇ。(コードとメロディと重要な部分のみ内声・ベースとか✏️)
ライブ的な生演奏のアンサンブルをスタジオ録音で聴ける良い例は、タイトゥン・アップです🥁 あれは、演奏で録った後、シンセとかを数トラックダビングしてるんじゃないかな?
教授のこの時の演奏で驚いたのは、元のバンドスコアで見たのと全然違ったこと。
ほぼ、ウワモノを全部やらなきゃならないので。Aメロは右手にメロディとコードを合わせたボイシングで弾いています。左手はベースとほぼユニゾン。Bメロは右手メロディ・左手コード。Cメロ(❓)は、ベースにメロディ任せて基本コード弾き。
でも、そりゃそうなんだ。元をただすと1979年。メロディは幸宏さんが考えて鼻歌かなんかで歌ったらしく。聴いた教授が「俺にかかれば、こんなものはなぁ」とか言ってハーモニーをサラサラって書いたと✏️ アレンジャーだから。
コードとメロディの境界が曖昧で、Gm7とかが低音から展開しながら、上昇していくとかは、ドビュッシーだ!とか当時思いましたよ。(映像I に顕著)
それまでしっくり来てなかったけど、なるほどこういう風に影響受けてるのかって。
教授曰く。〝ドビュッシー - 弦楽四重奏が衝撃的で、レコードが擦り切れるまで聴いた〟と。聴いてみたけど、いまいちその衝撃がわかんねぇな・・🤔て思ってたけど。
こういう事か💡って分かったのがこの頃。
そこからドビュッシー聴き漁り期がくるのです。なので・・個人史では2000年〜2001年は、ドビュッシー・黒沢清・UFCの宇野薫 この三つですね。